本日は、『バウンティハンター』の撮影現場にて、素晴らしい天候に恵まれ、映画を見守るような最高の撮影日和となりました。プロデューサーの渋谷さん、麻生監督、俳優の皆様をはじめ、製作チーム全体の情熱と、現場の素晴らしい雰囲気に触れ、作品の完成に対する期待が高まります。

原作の魅力を余すところなく活かしながら、映画ならではの新しい魅力を引き出す『バウンティハンター』。原作者として、このような素晴らしいプロジェクトの一部となれたことを大変光栄に思います。犬尾(私のキャラクター)は、まさに漫画から飛び出し、自由に世界を駆け巡る獅子のようです。そんな彼女の姿を皆様にもお楽しみいただけることでしょう。

カメオ出演もさせていただき、どのシーン、どの役で登場するかは、ご覧になる皆様にとってのサプライズとなることでしょう。松田さんを始めとするキャストの皆様の熱演は、本物を超越する迫力です。毎日のトレーニングがそのオーラを放つ秘訣に違いありません。

最後に、撮影現場での安全を心から祈っています。この映画は、銀幕黄金期へのタイムスリップを思わせるような特別な体験を提供してくれました。私の創作のインスピレーションを呼び覚まし、新たな創造へのエネルギーを与えてくれました。

東久邇宮文化褒賞・記念賞を受賞した私、荒木秀一としては、これからも「EAST MEETS WEST」の精神で、更なる創造的な旅を続けていきます。私たち一人ひとりが、自分の道を切り拓くことの大切さを改めて感じさせてくれる作品です。

ありがとうございました。

撮影現場からのレポート:『バウンティハンター』横浜恵比寿町ロケ

今日、私たちの映画『バウンティハンター』は、横浜恵比寿町の魅力的な埠頭倉庫での撮影を行いました。チリ大地震による津波の心配がある中、幸運にも素晴らしい撮影日和に恵まれました。

朝10時半に現場に到着し、プロデューサーと監督のもと、派手なアクションとガンエフェクトのシーンが予定されていることを知りました。撮影は夜遅くまで続く予定ですが、消防車の見張りの下で一時避難勧告も出されるなど、予想外の事態も発生しました。

しかし、待機所ではスタッフやキャストが時間を無駄にせず、熱い議論や今後の展望について話し合っていました。私も皆さんとの立ち話に夢中になり、『エスケープ・フロム・LA』の話で盛り上がりました。冗談交じりに、もし津波が来たら撮影に利用しようと提案してしまいました。

結局、撮影は夜7時頃に再開され、クルーは深夜1時過ぎまで頑張りました。次の日は御殿場でのロケが待っているという、非常に過酷なスケジュールです。

今回がロケ参加の最後となりますが、的場浩司さんをはじめとする俳優陣の熱演は、寒さも吹き飛ばすほどの迫力でした。彼らの武士道魂に感銘を受け、ファンとして今後の活躍を応援したいと思います。

皆さん、残りの撮影も無事に、そして楽しみながら素晴らしい作品を作り上げてください。心からのエールを送ります。ありがとう。

バウンティハンター」の舞台裏:浅生マサヒロ監督との出会い

映画『バウンティハンター』の製作において、チャーミングなハードボイルドの巨匠、浅生マサヒロ監督との出会いは、私にとって忘れられない経験です。撮影が一段落したら、いつか洒落たバーでカウンターに座り、ターキーを酌み交わしながら、映画の話に花を咲かせたいものです。

私たちの会話の主題は、サム・ペキンパーやアメリカンニューシネマ、ジョン・カーペンターの作品に及ぶでしょう。また、遊戯シリーズの完結編についても話題になるかもしれません。多くの監督が挑戦を望んでいる中、その完結編を手掛けるのは浅生監督かもしれません。そう思うと少し悔しいですが、本作でその可能性を感じました。

そして、その役を演じることができる俳優は松田優一さんしかいないでしょう。映画の知識が豊富な方々との会話は、明け方まで続くことでしょう。

『バウンティハンター』シリーズは、今後も続いていくことを願っています。次はもっと大規模に、今回のクルー全員で海外を舞台に、さらなる大暴れを期待しています。浅生監督の素晴らしい気配りとサムライ・マナーは、きっとアメリカでも受け入れられるはずです。微力ながら、また何かお手伝いできれば幸いです。

浅生監督との出会いは、私にとって大切な思い出です。これからもその才能を応援し、映画作りへの情熱を共有していきたいと思います。

敬具